沖縄県うるま市島しょ地域は沖縄東海岸側に位置し、「沖縄の素(す)」が残る場所と言われています。島しょ地域は平安座島、浜比嘉島、宮城島、伊計島、津堅島の5つの島(沖縄言葉で「イチチぬ島」)からなり、内4つの島は沖縄本島と海中道路でつながっているため車で行くことができます。この5つの島に約2,500人が居住し、本島西海岸側が持つビーチリゾートの雰囲気とは異なり、住民の日常の暮らしや生活感が感じられるエリアです。
2018年7月、この「イチチぬ島」のことを多くの方に届けるためのプロジェクトチームが、県外の編集者、県内のデザインディレクターやデザイナーを中心に結成されました。約1週間イチチぬ島に滞在し、島を巡りながら出会った方のお話を伺いながら、イチチぬ島の暮らしや生活文化の豊かさを探りました。
その取材記事を、下記の「イチチぬ島」カテゴリで順次公開していきます。
お楽しみに!
藤本智士さん(有限会社りす代表取締役)
編集者。1974年生まれ兵庫県在住。『Re:S』『のんびり』『webマガジンなんも大学』編集長。著書に『風と土の秋田』『ほんとうのニッポンに出会う旅』共にリトルモア、『魔法をかける編集』インプレス。『ニッポンの嵐』『るろうにほん 熊本へ』など手掛けた書籍多数。
黒川真也さん&祐子さん(アイデアにんべん)
「伝えたいこと」や「知ってほしいこと」がある人の思いが「どうすれば伝わるか」を依頼者と一緒に考えて、言葉やデザインでカタチにしていく事務所を夫婦で運営。人に自慢できることは、良い人とめぐり会う運がよいこと。
オクマタモツさん(956D)
専修学校インターナショナルデザインアカデミー グラフィックデザイン科卒。県内の印刷会社を数年勤め、1999年上京。東京のデザイン会社・広告制作プロダクションを経て、2004年に帰郷し、独立。現在フリーランスで活動中。ポスター、新聞広告、チラシ、パンフレットなど、紙媒体を主に手掛ける。2017年末から雑誌モモトのアートディレクターを務める。
(一社)プロモーションうるま((一社)プロモーションうるま)
「100年後のうるまをつくる」をミッションに掲げるまちづくり会社。島しょ地域での移住促進事業や石川地区の闘牛文化を活かしたブランディング、地元企業の広報支援などのソフト事業を中心に活動を展開。うるマルシェ(うるま市農水産拠点施設)などの運営にも取り組む。