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島ビジョン

島ごとビジョン:伊計島(しま未来会議より)

島ごとビジョン:伊計島(しま未来会議より)
大切にしたい価値観を探り出す~残したいもの、復活させたいもの


趣旨:ビジョンづくり最初の全体会議では、「残したいもの」「復活させたいもの」として島民の声を集約した
日程:2017年8月7日 会場:桃原公民館
参加:14名(内、伊計島民2名)

〇残したいもの
・仲原遺跡、犬名河、伊計城は歴史的に重要なもの。
・島を囲うリーフ、昔ながらの原風景は今の伊計島の特徴で観光資源にもなる。
・豊年祭、ハーリー等の伝統行事は島民の繋がりを維持する為にも必要。
・黄金芋は島の特産物であり、景観保全にもなる。
・伊計ビーチ、N高等学校、AJホテル、伊計島共同スーパーは島の経済活動や暮らしを支えている。

〇復活させたいもの
・空き屋敷をUターン者が住めるように。
・島大根、島ピーナッツ、麦などの農産物、島料理の復活につながる。
・高原松、ゆりなどのシンボルはあった方が良い。

未来へのワクワク感をふくらます~できたらいいな、あったらいいな~


趣旨:前回まとめた“残したいもの”が残り、“復活させたいもの”が復活したと仮定し、3年後、5年後、10年後と、未来を想像する島民の声を集約した。
日程:2017年9月27日  会場:伊計自治会
参加者数: 6名

・近い将来、現在約150世帯を450世帯くらいまで増やし、子供達が“わちゃわちゃ”とにぎやかな島にしたい。豊年祭を続ける為にも後継者を育成したい。
・島出身者の働き世代、子育て世代にUターンできるようにしたい。
・共同売店では伊計でしか買えないものを置きたい。手作り黒糖とか島の加工所でワイワイ作ってできたものを売店で販売したい。
・島の景観、シンボルで憩いの場所を復活させたい。高原松のイメージ。
・勝連から伊計までの歌碑を辿る、ガイドをやってみたい。
・作家さんが島に住んだり、工芸通りみたいになると良い。イチハナリアートの繋がりでウージ染めがあると良い。

こんな未来をつくれるかも~役割分担を明確にして地域づくりをイメージする~

趣旨:前回まとめた3年後、5年後、10年後の未来を想像した時、そのアイディアを実現するにはどのような役割分担ができるか。行政、自治会、住民、支援団体、マスコミ等が担う役割を明確にして地域づくりをイメージする。
日程:2017年10月23日  会場:伊計自治会
参加者数: 7名

〇地域づくりに向けて。そのために・・・

島の人は 住民自治、主体的に動く為に、住民が集まる場を作り、プラン立て、実施し、経験する事。
体験の講師もやりつつ、講師の育成指導も必要。まずは今ある行事や集会に参加する事から。
楽しそうになっていると人も集まるのではないか。
行政には 事業化の前に地域の声、ニーズを聞き、地域とリンクして欲しい。島の人と直接関わる、話を聞く場を作って欲しい。自治会からの声があればサポートして欲しい。
支援団体には 行政のやりきれない事をして欲しい。アートイベントや空き家を作家さん紹介する事になる場合は、工芸作家さんへの発信、マッチング等もやって欲しい。
未来の島人像~未来を実現するのに必要な人材像を具体化する~

趣旨:役割分担、行政、自治会、住民、支援団体、マスコミ等が担う役割を明確にし、地域づくりのイメージを膨らませた上で「どんな人が来てくれたらいいだろう?」という投げかけ、未来を実現するのに必要な人材像を具体化した。

マインド ・行事に参加する。
・自治会ができない事を積極的になってくれる。
・フレンドリーで壁を感じない。島の価値観や人の繋がりを理解してくれる。
・楽しそうに行動して新しい空気を持った人。
スキル ・ヨソモノらしい視点、知恵、付加価値を見つける人。
・ネットワークを持っていて、仕事を生み出せる人。
伊計島の未来像~アイデアが始まって10年後の島の姿は?~

趣旨:最後の全体会議では、これまでを振り返りながら島ごとに、10年後の島の未来を言葉、ストーリーに落とし込んだ。
日程:2018年1月16日  会場:桃原自治会
参加者数:20名(内、伊計島民2名)

島の未来、描いたストーリー
・売店の賑わいで、買い物難民がいない安心して暮らせる島をつくりたい
・島を離れた島民が戻って来ることができる島を目指したい

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